人生を潤す言葉
こんにちは
公文式 錦町教室です。
家から出ると、新緑の強い匂いがしてきます。
近くの製茶工場からは、お茶の香りもしています。
庭の色鮮やかな草花を見ては、本当にいい季節になったと感じています。
そんな 今日この頃、面談を始めています。
お家での宿題の事などを伺い、教室での様子や学習状況を話しています。
「問題行動を起こす」と、思っていらっしゃる保護者の方に、
まず、伝えたい事は、
「お子さまと、ちゃんと話し合う事」です。
ちゃんと向き合って、話しを聞く事なのです。
以前、「到知」という雑誌に、
坂村真民さんのお母様の事が書かれていました。
若くしてご主人を亡くし、五人のこども達を女手ひとつで育て上げた。
辛くなかったはずはない。
苦しくなかったはずはない。
だが、辛い、苦しいと嘆きたくなる時に、
愚痴を言う代わりに、自分を潤し、力づける言葉を持っていた。
「念ずれば 花開く」と。
いつも、この言葉を口癖の様に唱えていたという。
人生に口ずさむ言葉を持て、と真民さんはよく言われた。
面談での話し合いで
お母様とお子様との関わりの大切さを伝え、
お母様に、
「お子様は、大丈夫」と、安心してもらえる様に、教室では、私が見守る事。
お母様が、
お子様を責めるのではなく、
我慢強く、根気強く、公文式を続けるための工夫や考え方も伝えます。
本当にいいものだと感じて欲しいと思います。
「念ずれば花開く」
真民さんのお母さんの言葉が、私を支え、
錦町教室のお母様方にも支えになって行くと思います。