教室は宝箱。

公文式 錦町教室 ちえこ先生

2016年10月05日 21:29



こんにちは
錦町教室です。

静岡で長く公文のお教室をしていらした富沢先生の「教室便り」にあったコラムからお借りしたフレーズです。

ブログを載せない間に、いくつもの宝物が貯まっていきます。

年長さんの S.Y君。

左利きで、右手に鉛筆を持ち直してもらおうと思って、ズンズン教材を沢山やっています。

私が見ると いつの間にか左手でやっているので、どうしても左利きの S.Y君なのですが、

このズンズン教材と一緒に数学の4A教材(数書、数唱をする教材)も10枚やっています。

「僕ね、ズンズン教材も どんどん教材も全部やったよ!」

4A教材を どんどん教材と名付けて頑張っています。



1年生のT.Mさん。

2A教材の たす8を9月の終わりからやっています。

たす7まで10枚 14分でやれていたのに、たす8になってから、宿題でも、10枚56分もかかる程、大変だった様です。

9月最後の教室日には、「お腹が痛い。」
と言うので、プリント10枚の内 やれなかった残りは、次の教室日にやる事にしました。

そして、先日、たす8になって 三度目の教室日。前回の残りと、さらに10枚を みごとにやりました

「児童グラフで、プリントをやっていたら、突然 出来る様に、なった!」との事。

プリントをやっていて、 「わかった!」という瞬間、「出来る!」になる。

こんな積み重ねを大事にして欲しいと思います。



最後は、

1年生で、難しい所をやっているので、ミスも多く理解するのに時間がかかって、教室中に響き渡る程 大泣きしている生徒さんを見て、

6年生のU.K 君。

「先生、僕も あんなだったね。」と、一言。

自分の歩いて来た、六年間という 道の様なものを感じての一言だったと思います。

偉くなったね。
成長したんだね。

と、思わずにはいられませんでした。


教室日に起こる ひとつ、ひとつ、一人ひとりの出来事を、
本の少しの変化も見逃す事無く、その成長を褒めて、伸ばして、大切に見守っていきたいと思います。